
<公演概要>
劇団おぼんろ 第26回本公演『ラルスコット・ギグの動物園』
作・演出:末原拓馬
日程:2025年9月11日(木)~9月20日(土) 全15ステージ+イベント1ステージ
会場:Mixalive TOKYO Theater Mixa
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3 Mixalive TOKYO 6階

<あらすじ>
「命を嫌いながら、命を集めてつくった園。」
昔々・・・はたまた未来かあるいは現在か・・・
猛獣を恐れ、管理と秩序に支配されたチノイという都市がありました。
その周りに広がる果てしない荒れ地ラガキナ
――その片隅に残酷なギグという青年がいました。彼はただ一人の親友ラルスコットと共に「人間」として認められる日を夢見て生きています。
ある日、金色のヘビが現れてささやきます。
「命を連れ、街へ行け。見世物にするのだ――」
ギグは動物たちをじょうずに説得し引き連れ、都市へと旅立ちます。
夢見ぬ現実主義のバク、争いを嫌う気弱なクマ、
レッサーパンダを装う承認欲求の強いタヌキ、
そして、彼の足元を黙ってついてくるボロ犬。
個性豊かな動物たちとともに、
ギグは命を見世物にしながら、都市の中心へとのし上がっていきます。
けれど、その背後には、
魂を喰らうという〈カラス〉の影が忍び寄っていました――。
命を憎んだ青年が、命と生きた、
ちょっと不思議で、すこしだけ怖くて悲しくて
それでもとても、綺麗であたたかい物語。
<語り部>

末原拓馬

さひがしジュンペイ

わかばやしめぐみ



井俣太良
佐藤拓也
(☆のみ出演)
塩崎こうせい

高橋倫平

日替わりゲスト
<日替わりゲスト>

萩谷慧悟(7ORDER)
(9月11日出演)

荒牧慶彦
(9月12日出演)

泰江和明
(9月13日出演)

石川凌雅
(9月14日出演)

横井翔二郎
(9月15日出演)

菊池修司
(9月17日出演)

福圓美里
(9月18日出演)

前川優希
(9月19日出演)

鈴木拡樹
(9月20日出演)

<タイムテーブル>
9月11日(木)18:30 ☆ 萩谷慧悟
9月12日(金)18:30 ☆ 荒牧慶彦
9月13日(土)13:00 ☆ / 18:00 ☆ 泰江和明
9月14日(日)13:00 ★ / 18:00 ★ 石川凌雅
9月15日(月・祝)13:00 ★ / 18:00 ★ 横井翔二郎
9月16日(火)休演日
9月17日(水)13:00 ★ 菊池修司 / 19:00(謝肉祭)
9月18日(木)13:00 ☆ / 18:30 ☆ 福圓美里
9月19日(金)13:00 ★ / 18:30 ☆ 前川優希(収録日)
9月20日(土)11:00 ☆ / 15:00 ☆ 鈴木拡樹
全15ステージ+イベント1ステージ
開場は開演の45分前。受付開始は開演の1時間前。
☆:ひとつ目の物語
★:ふたつ目の物語
※9月17日19:00の謝肉祭は出演者によるトークイベントになります。本編の上演はございません。佐藤拓也、日替わりゲストの出演はございません。
※9月19日は終日収録用カメラが入ります。
※本公演は2種類の物語を上演いたします。佐藤拓也は☆のみに出演いたします。
<チケットについて>
◆発売開始日
おぼんろ先行チケット/各種ファンクラブ先行発売受付
2025年7月3日(木)正午〜7月13日(日)23:59
※先行予約受付は抽選となります。
※先行予約チケットには末原の手書きイラストが印字されると告知しておりましたが、イラストが印字されたチケットは先行予約のお客様にご来場時にロビーにてお渡しさせていただくこととなりました。先行予約のお客様はお手数ではございますが当日お引き渡しブースへお立ち寄りください。お引き取りの際にはローソンチケットより配信するメールの受信画面をご提示ください。メールの配信は9/4(木)頃を予定しております。
一般発売受付期間:7月26日(土)正午開始予定
チケット取り扱い:ローソンチケット
◆一般予約用URL
https://l-tike.com/raluscott-gigu/
◆チケット価格(全席指定)
・プレミアム特典付きチケット:12000円(税込)
特典:前方3列エリア+回替わり絵柄クリアファイル
・一般チケット:8800円(税込)
・2階席チケット:4800円(税込)
・いいねチケット:投げ銭 (2階ベンチシート限定)
※一般発売のみ予約受付
※いいねチケットは基本入場無料。終演後に言い値での投げ銭チケットになります。
お客様は事前にお席だけご予約してご来場いただき、チケット代は当日投げ銭になります。
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<令和7年度 文化庁劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業>
このたび、「ラルスコット・ギグの動物園」について、文化庁による劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業に申請しております。平成19年(2007年)4月2日以降に生まれた18歳以下のお子様を無料でご招待いたします。
・こども無料チケット:無料
※一般発売のみ予約受付
※ご来場時に小学生~18歳以下のお子様
(2007年4月2日以降に生まれた18歳以下のお子様)
・一般チケット、2階席チケットの一部のステージのお座席が対象です。
・未就学児のご入場はできません。
・小学生の方は保護者様同伴の上、ご来場いただきます。
・同伴の保護者様1名のみ半額対象です。
ただし、子供3名以上の場合、 子供2名につき同伴者1名までを条件として半額料金が適用されます。
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<ラルスコット動物園の謝肉祭 トークイベント>
ラルスコット動物園の謝肉祭チケット:5500円(税込)
(9月17日(水) 19:00限定)
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【留意事項】
※営利目的によるチケットの購入、譲渡・転売行為はいかなる場合も固くお断りしております。
※先行予約のお申し込み時、お申込者様、同行者様の情報(氏名ほか)をご登録いただきます。ご登録された氏名はチケット券面に記載しますのでお間違いのないようご注意ください。
※公演中止の場合を除き、払戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
※車椅子でご来場の際はお座席までのスムーズなご案内のため、チケットご予約確定後、おぼんろ制作部までご連絡ください。車椅子席をご用意いたします。車椅子席は一般席のみのご案内となりますので予めご了承ください。連れ様がご観劇される場合は別途チケットが必要となります。
≪重要≫公演当日の入場時、身分証明書による本人確認について
プレミアム特典付きチケットならびに定価を超える不正転売・高額転売が確認されたお席については身分証明書によるご本人確認(お申込者、同行者とも)をさせていただきます。お申し込み時、お申込者様、同行者様の情報(氏名ほか)をご登録いただきます。ご登録された氏名はチケット券面に記載しますのでお間違いのないようご注意ください。《ご来場者ご本人様のお名前》かつ、《指定のご本人様確認書類に記載されている正式なお名前》でのご登録をお願いいたします。

▼チケットのご予約はこちらから▼
【Web】チケット受付URL:https://l-tike.com/raluscott-gigu/
2020年、末原拓馬が書き下ろした短編シリーズ『ラルスコット・ギグの動物園』。
狂った象のクレバオーヌ、裁判を受けたリスのモル、牙を抜かれた虎のガラ――
ひとつの動物園を舞台に、愛らしくもどこか切ない寓話を三部作で描き、静かな熱狂を巻き起こしました。
そして今回、おぼんろ第26回本公演として描かれるのは、その「動物園ができるまで」の物語。『ラルスコット・ギグの動物園』の原点にして、過去最大級のスケールと感情で紡ぐ、新たなる叙情的寓話です。
命を蔑ろにし続ける青年ギグと、彼を導く謎めいたヘビ。
そして、命の終わりに現れるという一羽のカラス――
忘れられた果てしない荒れ地「ラガキナ」で始まる、誰かの魂の記録。
大切なものを見失った世界で、それでも何かを信じようとする者たちの物語です。
今回の公演は、会期中に二つのバージョンを同時上演します。
異なる視点から描かれる、同じだけれど違う作品。
ほんのわずかな違いが、世界そのものの見え方を変えてしまう――
観る順番によって感じ方が変わる、もう一つの“仕掛けられた動物園”。
どちらか一方だけでも物語は完結しますが、双方を観たとき、参加者は物語の更なる真相に辿りつくのです。一つの世界を異なる光と影で描き出す、劇団おぼんろ初の二面構成作品。
会場は、同作の初演をが杮落しを担ったTheater Mixa。
おぼんろと深い縁を持ち、2025年をもって閉館するこの劇場での「最後の公演」として、物語は新たな命を得て立ち上がります。
出演は、おぼんろ劇団員に加え、信頼する3名の俳優を迎えた7名体制。
さらに、物語の鍵を握るカラス役には、実力派ゲスト俳優陣が日替わりで登場。
客席のすぐそばで物語が息づく、おぼんろならではの濃密な世界を、ぜひ劇場で体感してください。
【末原拓馬より皆様へ】
この物語は、僕や僕ら、あなたを含める「僕ら」の心を解放して、ああ、まだまだこれから長く生きていくんだぞという覚悟と決意を新たにする場所でありたいんだ。この作品創りや本番の時間は「僕ら」にとって最新の青春時代であって、これから何十年もかけて値打ちもののビンテージ極まる上等な思い出となるはずだ。この物語への冒険を通して僕らは、僕らの心のなかにある痛い気持ちに打ち克つ大きな歌声を手に入れてみせる。そして、これからも悲しいときはしっかり声を上げて泣ける強さを、どうかもう一度取り戻したいと思っているのです。
<STAFF>
脚本・演出:末原拓馬
音楽:末原康志 / 末原拓馬
舞台監督:清水スミカ
舞台美術:竹邊奈津子
照明: 安永瞬(Glowworks inc.)/岡崎亘(Glowworks inc.)
音響: 前田規寛
衣装:村瀬夏夜
ヘアメイク:川村和枝(p.bird)
振付:結樺レイナ
演出助手:西谷智美 / 滑川 綾菜
演出協力:鮫島樹
映像収録:オフィスクレッシェンド
収録監督:髙橋洋人
メイキング動画:岡本大輔
キービジュアル/パンフレットスチール:Shin Ishikawa
舞台写真:三浦麻旅子
宣伝・グッズディレクション:大庭利恵
グッズ・パンフレットデザイン:門倉徳映
制作プロデューサー:小宮凜子
制作:松下知夏 制作協力:新妻野々香
当日運営:瀬尾里奈(株式会社エイジポップ)
協力: エースエージェント / 賢プロダクション / ドルトン東京学園 / polepole / ミュリアン / ロア
(五十音順)
主催:劇団おぼんろ / 講談社 / ローソンエンタテインメント / polepole
製作:講談社 / ローソンエンタテインメント/ polepole

