おぼんろ第12回本公演 「ゴベリンドン」

無事、終演いたしました。

【日時】2015/05/21(木) ~ 2015/06/07(日)


【会場】吉祥寺シアター

 

【出演】

末原拓馬、高橋倫平、わかばやしめぐみ、さひがしジュンペイ、藤井としもり

 

【作品内容】

歪むほどに強い愛はあまりに美しく、絶望的に愚かだった
その村は深い深い鬱蒼とした森の中にひっそりと存在していた。
その兄弟は早くに両親を無くしていた。
兄は心優しく、弟は頭が悪かったが、天真爛漫な笑顔は人々をいつだって幸せにした。兄は弟に話す。
「僕らは永遠に一緒だ。」


本当の幸福とは?愛とは?

おぼんろが世界に贈る、21世紀に生まれた普遍的な童話物語。

【脚本・演出】末原拓馬
【スタッフ】舞台監督:海老原翠/照明:雑賀博文/音響:余田崇徳/衣裳:小泉美都
美術:竹邊奈津子/音楽:末原康志/写真:静/宣伝美術:こうづなかば
WEBデザイン:神野晋一(アナログエンジン)/
制作協力:登紀子(アイビス・プラネット)
協力:吉祥寺シアター/企画製作:おぼんろ

Special Thanks!! アナログエンジン/アイビス・プラネット

Never Leave Me - GOVERINDON
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Member's Message

末原拓馬
さひがしジュンペイ

吉祥寺シアターでの勝負公演。稽古場は、いつもと変わらない時間が過ぎたのだが、劇場の入っていつもと違った。こんなにもおぼんろを応援してくれるスタッフがいる。そして本番、観続けてくれてる方々、初参加の方々、今まで来て方が今回は来れなかった?またいつか会えますよね。笑)出迎えから始まる、おぼんろの世界、いろいろな感情が毎回湧いてくる。
千秋楽、終わったなぁ。と、いうより、始まったな!という気持ちが強かった。そんな気持ちにさせてくれた、参加者の皆様に感謝致します。おぼんろの最後の日がおとずれるまで、見届けて欲しいとココロから願います、その為にも全力で挑みます。本当に最高の時間をありがとうございました。そしてまた最高の時間を創り上げて行きましょう、参加してくださる皆様と。さひがしジュンペイ。

藤井としもり
特にないです
高橋倫平

色々あった公演だったなぁ。
笑える位に。
自分にとって忘れられない公演になりました。

この物語が、
少しでも多くの人の心に残ってくれたら、
嬉しいです。
本当にありがとうございました。

わかばやし めぐみ

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大きな劇場でロングラン公演が出来る団体になる事を目標に突き進んで来ました。

「物語は世界を変える」と言う信念に基づいていて活動する僕らは、

なるべく多くのひとに僕らの物語を贈ることができるようになりたいと切望し続けてきました。

 

この数年、動員数は伸び続け、

前回公演『パダラマ・ジュグラマ』では3700人近くにまで参加して頂ける団体になりました。

しかし、劇場の規模はさほど大きくならぬまま、

小さな会場でロングにロングにランする公演を続ける体制でやってきました。

 

今回、

キャパシティ的にこれまでの二倍近く広い吉祥寺シアターで二週間半の公演をする事は、

僕らにとってそれなりに大きな勝負でした。

 

これまで僕らは倍々作戦と銘打って、

毎公演前に目標の動員数を前回公演の2倍に設定し公言すると言う事を続けてやって参りました。

今回僕らが敢えてそれをしなかった事は、

それは、それはとにかく僕らにとっては大きな覚悟と言うか、決意表明のようなものでした。

 

前回公演『パダラマ・ジュグラマ』が終演して一年間、メンバーそれぞれ様々な活動をして、演劇世界について前より少しだけよく知り、たくさんのことを考えました。これまで、闇雲に動員を増やす事を目標にして来て、それはもちろん、これからも必要な事と考えたけれど、「人気」と言うものがいかにふわふわと曖昧なものかも実感として理解できた一年でした。動員を伸ばすだけならばいくらも手はあるのだけれど、自分たちには、自分たちのやるべきやり方がある、と僕らは考えました。それは、あくまで物語の力を信じて、本当の本当に、「いい物語だと思ったら、誰かに勧めて欲しい」と言う、まあ、言ってしまえばこれまでやって来た事と同じなのだけれど、とにかく、肉弾戦で勝てる劇団になりたい、と僕は思ってしまったのです。「良いものを創れば売れるわけじゃない」と言うことは僕らの世界ではよく言われる事だけれど、僕の場合はやっぱり神様レベルで考えてしまうもので、やっぱり、真摯に誠実に、良いものを創り続けていれば、きっとその力は広まっていくものなのだと信じています。

 

また、

これから、僕らの物語りがより多くのひとに伝わるためには、様々な挑戦をして行かないと行けないのだということから、目を背ける事が出来ませんでした。

 

「シアター」と場所での挑戦もそのひとつでした。狭い場所、汚らしい場所で公演をし続けて来た事は、僕らにとってとてつもなく大きなアイデンティティのひとつでした。それを、とても綺麗で劇場だけで素晴らしいという空間で公演するなどと言う事は、自分たち、ひいてはこれまでついてきてくれたみなさんを裏切るような恐怖感もありました。それでも、この挑戦は必要だと心を決めました。それは、物語りをより広く贈るために、です。

 

結果として、この挑戦はとても意味のある事でした。いままでにはわからなかったことを知り、新たな表現方法を得る事も出来ました。新たな客層へのアプローチができたことも事実です。一方で、この「大きな場所での演出」については、僕自身、演出家として、まだまだ勉強するべき余地が多分にあることを自覚しました。

 

おぼんろは、進化の真っ最中と認識しています。発展途上の無様なお姿をこれからもお見せしてしまうかもしれませんし、なり振り構わずひた走りたい僕らは、必ずしもいつだって美しく居られるのかはわかりませんが、日夜悩みながら、努力を重ねながら、確かに、僕らが信じる目的地に辿り着けるよう片時も休まず進みたいと思っております。

 

世代も考え方も違う語り部5人の、なんとも曖昧な結束感で成り立っている僕らが、

いかに参加者の皆さんに支えられていられるのかがよくわかった公演でした。

おぼんろと言うのは、僕ら5人のことではなく、

それを支えてくれる参加者のみなさんやスタッフたちの集合するあの場に発生する磁場の様なもの、

現象そのものを差して「おぼんろ」なのだとこれまで以上に自覚した公演でした。

ありがとうございます。ありがとうございますじゃ到底言い表せないくらいの、ありがとう。

 

休まず、「次」に向けて動き出しています。

どうぞこれからもよろしくお願いします。

 

とびきりにキンキラキンのラブをあなたに。

感謝のうちに。末原拓馬

どうか、『ゴベリンドン』が

いつまでも

あなたの物語りでありますように。

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